副業を始める方必見!5つのステップと注意すべきポイント
政府が副業・兼業を推奨し、副業・兼業を解禁する企業が増えてきたことで、今までに以上に副業に興味を持つ会社員の方が増えています。 しかし、
  • 副業をどうやって始めたらいいかわからない
  • 副業に挑戦してみたいけど、税金はどうすればいいのかな?
という疑問・不安から、なかなか副業を始められない方も多いと思います。 今回の記事では、そんな疑問・不安をお悩みの会社員の方に向けて、副業を始める5つのステップと気を付けるべき2つのポイントをお伝えいたします。

副業とは

まず、あらためて副業の定義からお伝えいたします。 副業とは、本業以外の+α・サブ的な仕事を指します。 例えば、IT企業に勤めながら
  • 夜は居酒屋でアルバイトとして働くWワーク
  • 土日にフリーランスとしてホームページ制作を行う
といったイメージです。 同じ読み方で漢字が違う「複業」との違いについては、こちらの記事をご覧ください。

副業を始める5つのステップ

では、会社以外の仕事はどうやって始めればいいのでしょうか。 仕事の始め方は様々ですが、下記のステップで副業を始めることをお勧めします。
ステップ1)副業を始める目的を確認する
ステップ2)自分自身の強み・スキル・好きなことを棚卸しする
ステップ3)副業にする仕事を決める
ステップ4)副業する時間を確保する
ステップ5)副業を始める
では、ここからは各ステップの内容を詳しく説明していきます。

ステップ1)副業を始める目的を確認する

副業を始める前に、副業する目的を確認しましょう。 ここで確認した目的が、どんな仕事を副業にするか選ぶ時の基準になります。 例えば、
  • 海外旅行するために、一時的に収入を増やしたい
  • 会社では身につかないスキルを身につけたい
  • 自分のスキルをもっと伸ばしたい
  • 会社以外にも安定した収入源を持ちたい
  • 仕事を通して、自分の夢や理想を実現したい
といったように、様々な目的が考えられると思います。

ステップ2)自分自身の強み・スキル・好きなことを棚卸しする

副業の目的を確認したら、自分自身の強み・スキルを棚卸ししましょう。 自分が持っている強み・スキルも、副業として仕事を選ぶ時の基準になります。 また、強み・スキルだけでなく、「自分が何を好きか」も確認することをお勧めいたします。 会社から安定した収入がある状態で、自分自身が主体的となって仕事を選べるため、副業は「自分の好きなこと」を仕事として選べるチャンスです。

ステップ3)副業にする仕事を決める

ここまでのステップで確認・棚卸しした、以下3つを元に副業にする仕事を決めましょう。
  • 副業の目的
  • 自分自身の強み・スキル
  • 好きなこと
例えば、
  • 副業の目的:海外旅行するために、一時的に収入を増やしたい
  • 自分自身の強み・スキル:パソコンのタイピングが早く、根気強い
  • 好きなこと:黙々と作業すること
といった場合、「事務的なデータ入力」を副業にするべきです。 このように、どんな仕事を副業にするべきかは、ここまで確認した内容によって異なります。 とはいえ、どんな仕事を選べばいいか全くイメージがつかない方も多いと思います。 参考までに、目的別にお勧めの仕事をご紹介するので、ぜひ仕事を選ぶ際の参考にしてくださいね。

一時的に収入を増やしたい方にお勧めの仕事

一時的に収入を増やしたい方には、専門的なスキルがいらず、手軽に始められる仕事がお勧めです。 例えば、
  • アンケートモニター
  • データ入力
  • ポスティング
といった仕事がお勧めです。

専門的スキルを身につけたい・伸ばしたい

自分自身が持っている強み・スキルを伸ばしたい、専門的なスキルが身につけたいという方は、専門的なスキルを使って成果物を生み出して、納品する仕事がお勧めです。 例えば、
  • チラシの作成
  • WEB広告の作成
  • 小規模のアプリ開発
  • 写真撮影
  • 動画編集
  • ホームページ制作
  • 翻訳
といった仕事があります。

自分の好きなことで稼ぎたい

「自分の好きなことで稼げるようになりたい!」という方は、下記の副業がお勧めです。
  • ブログ
  • アフェリエイト
  • Youtube
この3つであれば、お金にならない趣味や好きなこともコンテンツとして発信し、広告をつけることで稼げるようになります。 ただ、どの副業もお金が稼げるまでには、かなりの時間と労力が必要です。 もし自分自身の好きなこととスキル・強みを組み合わせて、新しいビジネスを始められるのであれば、小さく起業してみることをお勧めします。 例えば、
  • 恋人を探している知人・友人を引き合わせて、くっつけることが好き
  • プログラマーとして会社に勤めており、アプリ開発ができる
場合は、男性と女性をマッチングするアプリを開発してリリースしてみる。 といったイメージです。 起業というと「資金を集めて、大規模なサービスを作って、大体的に世の中に発表する」というイメージですが、小さい規模で起業することも可能です。 小さい規模から始める起業の方法を「キャッシュエンジン型起業」と呼びます。 キャッシュエンジン型起業について、もっと詳しく知りたい方はこちらの記事も合わせてご覧ください。

ステップ4)副業する時間を確保する

「自分自身の強み・スキル・好きなことを元に仕事を決めたら、副業を始めるぞ!」という気持ちになるかもしれません。 ただ、副業を始めるまでにはもう1ステップあります。 それが「副業する時間を確保すること」です。 副業として選ぶ仕事次第ですが、どの仕事でもある程度の時間を確保する必要があります。 特に選んだ仕事が「働いた時間がお金に変わる時間給の仕事」の場合、副業の収入を増やすには、働く時間を増やすしかありません。 その場合、会社で働く時間をどれだけ減らし、会社で働く以外の時間をどれだけ副業に使えるか、が重要になってきます。 そのため、副業にする仕事を決めたら、その仕事に必要な時間もある程度想定して、時間の確保に努めましょう。 もし残業が多いのであれば、会社の仕事を効率化して早めに上がれるようにしなければいけません。 また、ご家族がいる場合は、話し合って副業する時間を確保できるように理解してもらう必要があります。

ステップ5)副業を始める

ここまでのステップが全て完了したら、いよいよ副業を始めましょう。 副業を始める時に一番の壁になるが、どこで仕事を見つけるか、です。 仕事を見つけるお勧めの方法は、クラウドソーシングサイトなどのマッチングサイトに登録することです。

様々な仕事が見つかるクラウドソーシングサイト

クラウドソーシングサイトとは、仕事を依頼したい会社と仕事を見つけたい個人事業主・フリーランスをマッチングするサイトです。 登録料が無料のサイトが多く、手軽に始められます。 クラウドソーシングサイトでは、データ入力・アンケートモニターといった専門的なスキルが不要な仕事から、WEB広告の作成やWEB記事のライティングなど、専門的スキルが必要な仕事まで、幅広い仕事が見つかります。 そのため、副業を始める場合、まずはクラウドソーシングサイトに登録することをお勧めいたします。 クラウドソーシングサイトでも、大手のクラウドワークス・ランサーズであれば、始めたい仕事を依頼している企業が見つかるはずです。 クラウドワークスの公式サイトはこちら ランサーズ の公式サイトはこちら

好きな仕事がお金に変わるタイムチケット

もし趣味や好きなことで稼ぎたくて副業を始める場合、タイムチケットというマッチングサービスがお勧めです。 クラウドワークスは企業と個人をマッチングするサイトですが、タイムチケットは個人と個人をマッチングするサイトです。 タイムチケットでは、「1時間〇〇円で〇〇します」という形で、WEB上でチケットを販売することができます。 チケットの内容は「1時間3,000円で写真撮影」といったように、他のクラウドソーシングでもあるような内容から、「1時間3,000円で一緒にカフェで雑談します」「1時間2,000円で何でも相談にのります」といったものまで、多種多様です。 そのため、好きなことが直接お金になりにくい場合でも、タイムチケットならお金に変えられる可能性があります。 例えば、中国語で日常会話ができるスキルを持っており、人に教えることが好きで副業を始めたとします。 まずはタイムチケットに登録して、「1時間2,000円で中国語を教えます」という内容でチケットを販売。 そして、チケットが購入されたら、その購入してくれた方と日程を調整して、中国語を教える。 その代金として、2,000円が振り込まれる。 といった流れで、好きなことをお金に変えられるようになります。 タイムチケットの公式サイトはこちら

副業を始める前に注意すべき2つのポイント

ここからは副業を始める前におさえておくべき、2つのポイントについて、解説していきます。 この2つのポイントをおさえておかないと、副業を始めた後にトラブルになったり、お金に困ってしまう可能性があります。
  • 副業を会社に認めてもらう
  • 副業で稼いだお金を全て使わない

副業を会社に認めてもらう

副業・兼業が政府から推奨されているとはいえ、まだまだ副業・兼業を禁止している会社も多いです。 そのため、副業を始める前に、勤めている会社が副業を認めているのか、就業規則を確認しましょう。 就業規則で副業OKになっていた場合でも、できれば上司からも副業することを伝えておきましょう。 就業規則では副業を認められていても、上司に副業がばれた時にトラブルになるケースは少なくありません。 もちろん、副業によっては会社にばれずに続けることも可能です。 ただ、後々のトラブルになる可能性を減らすためにも、会社側に認めてもらうように話し合っておくことをお勧めします。

副業で稼いだお金を全て使わない

副業として得られる収入の種類や収入の金額によっては、確定申告をして所得税・住民税を支払う必要があります。 そのため、副業で稼いだお金は全て使わず、税金を払うために、普段使うお金から差し引いておきましょう。 会社に勤めている場合、会社が給料から税金を支払ってくれているため、税金の金額はあまり気にしないかもしれません。 ただ、意外にも所得税・住民税は高いものです。

せっかく副業を始めるなら、複業も視野に入れよう

この記事をお読みいただいた方は、副業を始めようか迷っている方だと思います。 副業を始めるのであれば、複業も視野に入れることをお勧めします。 副業を始めれば収入はアップしますが、どうしても本業に縛られてしまうため、収入が増えるだけに留まります。 ただ、複業にステップアップすれば、人生の選択肢が一気に広がります。 複業は複数の本業を持つため、週3日は会社に勤め、週2日は他の仕事するといった働き方ができるなど、自分が理想とするライフスタイルを実現できます。 複業に興味がある方は、実際にサラリーマンから複業を始めた「複業家」が、複業を始め方を解説したこちらの記事も合わせてご覧ください。 今なら、複業に関するご相談も無料でお受けしております! ぜひお気軽にお問い合わせください。

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