年齢や学歴を問わず、誰にでも成功のチャンスがある「起業」。
そこには"「性別」も関係ない"というのは、当たり前のことなのに意外と知られてない気がします。
なんとなく男性中心なイメージがついてしまっている「起業」ですが、男性が比較的に多いだけであり、"女性には難しい話"ということでは決してありません。
実際に近年では女性起業家の活躍が目立ってきており、あなたもテレビやSNSでその活躍を目にしたことがあるはず。
この記事を通して、「起業したい!」と思っている女性のサポートはもちろん、起業へ興味を抱く女性が1人でも増えたら嬉しく思います。
目次
実際、女性の起業家ってどれくらいいるの?
「女性起業家が増えてるとはよく聞くけど、実際どのくらいの割合なの?」と、疑問を持つ方もいらっしゃいますよね。
新規開業実態調査で男女比の割合の調査が開始されたのは1991年。開始当時の男女の割合は 女性12.4%、男性87.6%という数字でした。
最新の2020年の調査では、女性がなんと21.4%、男性が78.6%という結果となり、女性起業家の割合は年々増加傾向にあります。
数字を見ても分かるとおり、「起業は男性がするもの」というイメージがそもそもの間違いで、「古い考え方」と捉えてもいいでしょう。
数年前と比べ、女性の社会進出に対する考え方も変わっているので、「女性だけど大丈夫かな」といった起業への不安は、捨てていただいて構いません。
活躍している女性起業家のご紹介
実際にテレビや雑誌などでも、女性起業家を目にする機会が増えています。
ただ、メディアで紹介される女性起業家はちょっと遠い存在のように感じてしまいますよね。
そのため、この記事では弊社「Cash Engine」が運営している起業スクールでサポートしている女性起業家をご紹介します。
ダンサーとイベント企画者をマッチングする事業を起業!内山 みづきさん
内山みづきさんは、人材会社で新卒採用の支援をしながら起業に挑戦しています。
しかも、福島から新宿のCash Engineに週1回通うというバイタリティの持ち主です。
内山みづきさんは、小学3年生から続けているストリートダンスが抱えている問題や壁を、ビジネス面から壊したいと想いから、ダンサーとイベントをマッチングする事業を立ち上げました。
犬の散歩代行サービス「petwalk」を起業!松山 ゆきさん
松山ゆきさんは、スパルタ英会話という英会話教室でコンサルタントをしながら、Cash Engineに通い、犬の散歩代行サービスを立ち上げました。
正社員として会社で働きつつ、複業という形で起業する今の時代にマッチした女性起業家です。
Cash Engineに通った二人の声を聞きたい!という方はこちら
女性起業家だからこそのメリット・デメリット
起業に性別は関係ありませんが、それぞれの強みはもちろんあります。
分かりやすい例を挙げると「美意識」の面では、男性よりも女性の方が遥かに長けていますし、実際に美容関係のサロンを経営する女性もたくさんいらっしゃいます。
女性がターゲットのサービスであれば、”お客様のニーズを自身も理解できる”同性の方が、圧倒的に有利と言えるでしょう。
“女性だから”といったデメリットは特にありませんが、強いて挙げるとすると、”妊娠・出産などで、ライフスタイルを自身で自由に選べない時期がある”と言った部分でしょうか。
しかし、どんなシチュエーションの中でも、自分に合った起業の道筋は必ずあるのであまり心配する必要はないかと思います。
男性起業家よりも女性起業家が向いている起業アイデア
何度も言いますが、「起業」自体に性別は関係ありませんが、事業によっては”女性ならではの視点”があるからこそ、成功に近づけるものはたくさんあります。
その中でも、比較的に実現しやすい起業アイデアをいくつかご紹介いたします。
1)美容系サロン
女性を中心に需要の高い美容系は、規模によっては自宅の一室をサロンとして使用することも可能なので、お勧めの職種。
ネイリストやエステティシャン、アロマセラピストなど分野が幅広く、「自分も興味があること」とリンクしやすい点も、女性ならではといったところでしょうか。
“元々ネイルが好きで、自分や友人の爪のネイルを遊び感覚でやっていた”なんて人も多いのではないでしょうか。
趣味だったことをビジネスとしてチャレンジしてみると、また新しい発見があったりもして、更にのめり込むきっかけになるかもしれません。
資格が必要なものもありますが、初心者でも比較的短期間で取れる資格が多数あるようなので、少しでも気になるものがあったら、挑戦してみましょう。
2)自宅教室
料理教室や着付け教室といったサービスは、男性よりも女性の方が需要が高い傾向にあり、自宅でそういった教室を営んでいる方も女性が多いように思います。
ピアノ教室も、女性の先生が教えているイメージが強いですね。
新たに店舗を構える必要もないので、初期費用が抑えられるのも嬉しいポイントです。
料理や着付けのような、人に何か技術を教えられるようなことがあれば、それをビジネスとして考えてみるのもいいかもしれません。
3)ショップ経営
ファッション系やインテリア雑貨など分野も、比較的挑戦しやすいものになると思います。
「見た目」に関する情報のアンテナの高さは、やはり男性よりも女性の方が長けていますし、消費者ベースで考えても、男性よりも女性の方がファッションや雑貨にお金を掛けていると思います。
店舗を持って自身がセレクトした商品を置くのも良いですが、今ではネットショップとして営業するのも選択肢の1つ。
起業の練習として、軽い気持ちで始めてみてはいかがでしょうか。
女性起業家になるための4つのステップ
「起業したい!」と思い立っても、「でもまず何をすればいいの?」と思いますよね。
なんだかんだでハードルが高そうに感じてしまう「起業」ですが、本当に腰が重いのは意外と最初の1歩だけ。
いざ行動してしまえば、その都度その都度やるべきことが見えてくるはずです。
「起業したい!」と思い立ってから実際に起業をするまで、段階的に踏みたい4つのステップをご紹介いたします。
1)起業に必要なマインドセットを身に付ける
「これをしていれば絶対に成功する」といった決定的な方法はありませんが、成功している起業家は同じようなマインドセットを持っています。
マインドセットとは、仕事を楽しむことだったり、何か知識を取り入れようとすること、色々な人とコミュニケーションを積極的に取ろうとする、心構えや思考の傾向です。
「マインド面でのあり方をもっと知りたい!」と感じる方は、より詳しくまとめた記事があるので、そちらの記事もチェックしてみてください。
2)アイデア出しをする
「起業したい!」と思い立つ人は、大きく2つに分かれると思います。
- やりたいことがあるから、起業したい!
- 何でもいいから起業してみたい!でも具体的に何で起業するかは決まっていない
どちらも間違っていませんし、むしろどちらも正解だと思います。
「やりたいことが決まってないと起業なんて出来ない」と思われがちですが、実はそんなことはないのです。
アイデアを見つける具体的な方法については、下記2つの記事に詳しく書いていますので、ぜひこの2つの記事を参考にしてください。
3)お金を稼ぐためのビジネスモデルを決める
ビジネスモデルとは「売上・利益を上げる仕組み」のことです。
でもいきなり「仕組み」を決めろ、なんて言われてもピンときませんよね。
ここで言う仕組みとは
- 誰に
- 何をして
- どうやってお金をもらうか
ということです。
この3つの要素を色々なパターンで考えてみると、あなたに合ったビジネスのスタイルや、今までにない新しいスタイルのビジネスが思いつくかもしれません。
ビジネスモデルをより具体的に説明してる記事もありますので、そちらも覗いてみてください。
4)スタートアップ型・キャッシュエンジン型 どちらで起業するか決める
まず、起業にはざっくり大きく分けて2種類あります。
1つ目は「スタートアップ型」と呼ばれるモノで、特徴はこんな感じ。
- 斬新なビジネスアイディアで
- 世の中に変革をもたらすようなビジネスを作り
- 投資家たちから投資を集めて事業を作り
- 短期的なエグジット(上場or買収される)を目指す
資本も利益も大きい分、気軽に始められる方法ではありませんが、まずは言葉として「スタートアップ型」があることを覚えておいてください。
2つ目が比較的始めやすい、「キャッシュエンジン型」の起業法です。
キャッシュエンジンを一言で説明すると、「すぐに売上が立つビジネスの仕組み」のことで、特徴はこんな感じ。
- 小資本でスタートできる
- すぐに売上が立つ
- モチベーションが維持できる
- 改善ポイントがすぐに見つかる
- 大きな方向転換が必要なく無駄が少ない
小資本かつ低リスクでスタートできる起業方法です。
アイデアとビジネスモデル次第では、すぐにアクションを起こせるビジネスも多数あるので、キャッシュエンジン型を強くおすすめします。
「起業したい!」という気持ちが強く、ビジネスモデルも何となく固まってきたという人は、ぜひこちらの記事で、キャッシュエンジンについてもっと調べてみてください。
このステップへの取り組み方について、より深く解説している記事があるので、そちらも読んでもらえると、起業へのイメージが具体的になるはずです。
まとめ
ここまで読んでいただいた方には伝わっていると思いますが、「起業に性別は関係ない」のです。
なんとなく、男性が多いイメージが定着しているので、「女性には難しいのかな?」と不安になってしまうかもしれませんが、心配する必要は一切ありません。
しかし、「女性起業家ならではの悩み」は必ず出てくると思いますので、そういったご相談は弊社Cash Engineにお任せください。