経営者になるには?社長・経営者になるステップをわかりやすく解説!

こんにちは。Webライティング事業を経営しているAkiyamaです。
あなたは今、起業や経営に興味はあるけれど、「どうすれば経営者になれるかわからない」、「女性や高卒でも経営者になれるの?」と悩んでいませんか?
実は私自身も起業する前は、「そもそも経営者とは?」、「出身大学は関係あるの?必要なスキルは?」、「自分は経営者に向いている?」など、たくさんの疑問や不安を抱えていました。
今回の記事では経営者を目指す人のために、これらの疑問について解説していきますので、ぜひ参考にしていただければ幸いです。

経営者になるには?どうなったら「経営者となった」といえるのか?


経営者と聞いて次のようなイメージを持つ人も多いのではないでしょうか?

  • 一流大学で経営の勉強をしてきた
  • 難しい資格を保有している
  • 大手企業やベンチャー企業で成果をあげてきた
  • 世の中に大きな影響を与える仕事をしている


確かにこのような経営者はいます。
しかし、一口に経営者と言っても、実は様々なタイプがあるので、必ずしも正解ではありません。
経営者を目指す人のためにもまずは、経営者とはどういう人なのか、資格や学歴は関係あるのか、経営者になるためにはどうすればいいのか等の基本的な情報について整理していきましょう。

そもそも経営者とは?


経営者とは社長や代表取締役、CEO、個人事業主等の組織の経営について責任を持つ人のことを指します。
大小問わず会社の社長や代表取締役はもちろん経営者ですが、個人事業主のようなひとり経営者という形態もあります。
例えば、自営業で飲食店や小売店を営んでいる人も経営者になります。また、私のようにフリーランスとして事業を運営している人も経営者に分類されます。
組織の大小や事業の種類に関係なく、組織や事業の経営を担う人が経営者なのです。

資格は必要?


経営者になるために資格は必要ありません
もちろん、弁護士や美容師、医者等を営むためには資格が必要になりますが、あくまで経営者として運営するのであれば資格保有者を雇って業務を任せるという方法もあります。
また、簿記や中小企業診断士等の知識は経営をしていく上で役に立ちますが、これらの資格を取得すれば経営者になれるというものではありません。
経営者を目指している人によくあるのが、資格の勉強に励んでばかりで経営者になるために必要なことの勉強が疎かになっているパターンです。
資格取得と経営者になることは別物ですので、混同しないように注意が必要ですね。

大学は関係ある?高卒でもなれる?


経営者になるために学歴は関係ありません
高卒であっても、どこの大学を卒業していても経営者になることはできます。
例えば有名な方では、ZOZOTOWN創業者の前澤氏やDMM会長の亀山氏が高卒の経営者です。
2016年の東京商工リサーチの「130万人の社長データ」調査において、全国の社長の経歴は以下の通りでした。

  • 大卒:52.47%
  • 高卒:37.58%
  • 中卒:6.74%


高卒と中卒を合わせると44.32%なので、半分近くが高卒以下の学歴で経営者になっていることになります。
また、経営者は日本全国の様々な大学から輩出されています。
ただし、「学歴が関係ない=知識がなくても大丈夫」というわけではありません。
経営者として成功するためには、高校や大学以上の時間をかけて必要な知識を習得していくことが大事になります。

どんなルートがある?具体的な4つのパターン


ここまでで経営者についての基本的な内容をご説明してきました。
ここからは経営者へのなり方について詳しくご紹介していきます。
経営者になるためには大きく分けて以下の4つの方法があります。

1. 起業


会社であれ個人事業主であれ、起業することで経営者になることができます。
事業内容や規模にこだわらなければ資金0円でも開業可能なので、経営者を目指すための確実かつ最短な方法です。
ソフトバンクの創業者である孫正義さんやZOZOTOWNの創業者前澤友作さんが起業家から経営者になった例です。

2. 事業承継


事業承継とは経営者が会社の経営を後継者に引き継ぐことです。
事業承継には、親族内承継や親族外承継、M&Aを活用した事業承継があります。
親族外やM&Aの事業承継については、継承に際して多額の費用を必要としますが、前任の経営者が築き上げた資産を引き継ぐことができる点がメリットになります。
例えば、ユニクロの柳井正さんはお父さんの会社を承継して経営者になりました。

3. 出世


独立するリスクを避けたい人は従業員やアルバイトから出世して経営者になる方法もあります。
他の誰よりも成果を出し、経営者としての能力を認められることで経営者まで出世できる可能性があります。
ただし、運の要素も大きいため確実性が低く、経営者になるまでに多くの時間も必要になります。
伝統的な日系企業では従業員から出世して社長になるケースが多いですね。

4. プロ経営者として雇われる


経営者になるために、会社を所有しているオーナーに社長として雇われる方法があります。
プロ経営者は、オーナーが最終的な責任を取るため、個人的なリスクが小さいというメリットがあります。
しかし、あくまで雇われ社長なので、他の方法と比べると経営者としての権限は少なくなります。

経営者に向いている人、必要スキル、特徴


ここまでで、経営者になるためには資格や学歴は必要ないということをお伝えしてきました。
しかし、それでも「自分は経営者に向いているのか?」と不安に思う人も多いのではないでしょうか。
本章では、経営者に向いている人の特徴や必要なスキルについて解説していきます。

常に人に対して貢献しようとする


事業を経営するということは、世の中に価値を提供することです。
自社の商品やサービスを人に提供して、その対価として報酬を貰うことで売上があがります。
そのため、常に人に対して貢献しようとするマインドが経営者には必要になります。

行動力があり人を巻き込むことができる


気になることがあればすぐに行動に移せるということは経営者にとって大事な資質です。
行動を起こすことでPDCAが回り、成長速度が格段に加速していきます。
また、ひとりでできる仕事量には限りがあります。
成功する経営者は、人間性に優れていて周りの人を巻き込むのがうまいという特徴があります。

数字に強く支出にシビア


会社や事業の経営を担う上で数字の強さは重要になります。
経営者には、様々な要因を考慮して会社の状況を把握し、的確な判断を下す能力が求められています。
また、継続的に成功を収めるためには、売上の拡大だけでなく支出の管理も大切です。
「これは適切な価格なのか?」、「もっと安くする方法はないか?」と考える癖をつけるようにしましょう。

ポジティブ思考


成功する経営者にはポジティブ思考な人が多いです。
物事の良い面にフォーカスすることで前向きに生きることができ、前向きな思考はさらに良い結果をもたらすため、好循環が生まれます。
仕事がうまくいかない時に落ち込むのではなく、「どうすればうまくいくか」を考えて次の行動に移す思考が必要になります。

最悪のケースを想定できる


経営者にはポジティブ思考も必要ですが、常に最悪のケースを想定できる能力も重要です。
経営者は組織の意思決定の責任者なので、常に会社の将来に対する不安を抱えています。
経営戦略がうまくいかなかった時の打開策についても考えておくことで、いざという時に冷静な対応をとることができます。

経営者がやっている仕事


ここまでで、経営者へのなり方と経営者に向いている人の特徴について解説してきました。
いざ経営者になろう!と思っても、経営者がどんな仕事をしているかイマイチわかりづらいですよね。
そこで本章では、実際に経営者がどのような仕事をしているのかについてご紹介していきます。

経営理念を作り組織の方向性を示す


経営者が最初にやらなければいけない仕事は、経営理念を作り組織の方向性を示すことです。
目指す方向性として、何をやるのか?なぜやるのか?を明確にする必要があります。
経営理念を明確にすることによって、自分だけでなく、その理念に共感した人を巻き込むことができます。
逆に言えば、この経営理念がしっかりしていないと自分が進むべき方向性を見失ってしまいます。

ビジネスモデルを構築する


会社の経営理念が固まった後は、どのように売上をあげていくかを考えます。
経営者は自分で仕事を作っていく必要があるのです。
ビジネスモデルを考える際に、既に世の中に存在する商品やサービスを模倣しても、競争に巻き込まれて会社の収益は向上しません。
自社の強みは何か、競合が提供していない商品やサービスは何か、自社にしか生み出せない価値は何か等を考え、ビジネスモデルを構築していくことで、世の中に新しい価値を提供できるようになり、会社の成長に繋がります。

トップ営業で仕事を獲得する


経営者にとって最も重要な仕事のひとつが営業です。
せっかく素晴らしいビジネスモデルを構築しても、それだけでは売上は上がりません。
自社の商品やサービスをお客様に提案して、買いたいと思って貰うことで初めて売上が発生します。
より効果的な営業方法を考える、マーケティングをする等の試行錯誤を繰り返して仕事を獲得していくことが必要になります。
自分のビジネスモデルに自信をもって積極的に世の中に価値提供していきましょう!

資金を調達する


事業を立ち上げるために初期投資が必要な場合や事業を拡大させる段階で必要になってくるのが資金調達です。

資金調達の方法には銀行からの融資やベンチャーキャピタル、クラウドファンディング等があります。
自身の事業内容に合わせて最適な資金調達の方法を決定していきます。

また、資金調達を受ける際には、お金を出してくれる相手に対して自社の経営理念やビジネスモデルを説明して納得してもらう必要があります。

起業家から経営者になるには?

これから経営者を目指す人には、学歴や資格も必要なく、少ない資金ですぐに始めることができるキャッシュエンジン型起業がおすすめです。

最後に本章では、キャッシュエンジン型の起業から事業を拡大して経営者になる方法についてご紹介していきます。

自己分析


起業を始める前に、まずは徹底的に自己分析をしていきましょう。
例えば、次の項目について考えてみてください。

  • 今までで一番ワクワクした経験は?
  • 今までの成功体験は?
  • 好きなこと、興味のあることは?
  • 5年後はどうなっていたい?


今までの自分の経験をひとつひとつ棚卸することで、自分の「好き」や「得意」が見つかってきます。

それを起業プランに落とし込むことで、自分だけの事業が完成するはずです!

小さくテストして価値提供をお金に変える


事業内容が決まれば、次は1円でもいいので売上を上げていきましょう
必ずしも始めから数万~数十万円の売上を得ようとする必要はありません。


実際に価値提供をすることで、お客様からフィードバックを得ることができ、新しい課題が見つかります。


価値提供をしてみると、「課題が明確になる→改善→より大きな価値提供」という好循環が生まれて徐々に事業が成長していきます。

事業の仕組みを作る


事業内容の完成度が上がってきたら、事業を大きくするための仕組みを作ります。


より効果的な集客の仕組みを作る、継続的に売上を上げる仕組みを作る、人を雇って組織を拡大していく等、自分の事業に合った方法を選択して、事業の拡大を目指しましょう。

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本章で紹介したように小さなステップの起業からスタートするキャッシュエンジン型起業から経営者になることもできます。
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