キャッシュエンジンとは?すぐに売上が発生するビジネスの仕組みを解説

こんにちは!
現役起業家のYuzuruです!

今回の記事は起業における一つの型である
「キャッシュエンジン」とは何か?を
わかりやすくお伝えいたします!

キャッシュエンジンとは

起業の型

キャッシュエンジンを一言で説明すると、「すぐに売上が立つビジネスの仕組み」のことです。

その仕組みを利用した起業の方法を、「キャッシュエンジン型起業」あるいは「スモールビジネス」と呼びます。

身近なビジネスで言えば「語学教室」が、キャッシュエンジン型の事業に当てはまります。

もう少し理解を深めてもらうために、ここから先は具体的な例を出して説明していきますね。

キャッシュエンジン型なら資本が少なくても起業できる

僕は南米のボリビアに、国際ボランティアとして2年間活動した経験があるため、現地の公用語であるスペイン語をビジネスレベルで使えます。

例えば、そのスキルを使って、スペイン語を教えるサービスを始めたとします。

スペイン語を教えるサービスなら、サービスを始めるための資本は少なくても問題ありません。

僕がスペイン語を教える時間と場所を確保するだけです。
お金がかかるのは、スペイン語を教える場所代ぐらい。

こうして、スペイン語を教えるサービスができました。

キャッシュエンジン型の集客方法

提供するサービスを決めたら、次はお客さんを集めなければいけません。

キャッシュエンジン型の事業では、いきなりお金をかけて大体的に広告を打ったりはしません。

SNSなどを活用し、友人にもシェアの依頼をし、身近な人たちに
「Yuzuruがスペイン語教室はじめます!」
「1時間の講義を2,000円で受けられます!」
と、まずは身内に対して全力で告知していきます。

また、最近では簡単にWEBサイトを作ることができるサービス(WIXペライチなど)があります。これらを活用し、「Yuzuruのスペイン語会話!問い合わせはこちら!」というWEBサイト作り、Twitterでスペイン語関連のツイートを積み上げていきます。

ビラも作成し、中南米関連のイベントには必ず足を運び、そこでスペイン語に興味を持っている人たちを見つけては、「1時間から受講できますよ!」とレッスンへ誘ってみます。

1週間も頑張っていると、「実は、来年から仕事でスペイン語が必要で、ちょうどトレーニングしたいと思っていたんです」という人が2人は見つかるかもしれません。

その人たちにスペイン語の講座を開いたところ、気に入ってもらえました

2,000円×2名なので、4,000円をゲット。
はい、売上が立ちました。

その後、月謝制も導入してひと月4回のレッスン、価格を7,000円と設定したところ、受講生が友人を連れて来てくれたり、ツイートがバズったりなどのクリティカルヒットが起き、受講生は初月の終わりには10名へ。7,000円×10名 → 70,000円の売上となります。

初月から70,000円の売上が立ちました。これがキャッシュエンジンの考え方です。

なんとなくキャッシュエンジン型事業のイメージがつきましたでしょうか?

キャッシュエンジン型起業の特徴

キャッシュエンジン型起業のメリット

具体例でも簡単に触れましたが、キャッシュエンジン型の特徴をまとめると、この2つです。

  1. 少ない資金でスタートできる
  2. サービス提供の準備期間が短い

具体例にあげたスペイン語教室以外だと、
・自宅の不用品をメルカリで売る
・音楽と写真がかっこよく流れる動画を作る
・HP/LP作成する
・株取引のやり方を教えてあげる・・・
などがあげられます。

キャッシュエンジン型のビジネスは本当に多様です。
ビジネスは世の中の変化によって日々生まれるので、その形態は無限と言うこともできますね。

キャッシュエンジン型の起業については、別の記事、キャッシュエンジン起業のメリットで詳しく紹介しています。

また、2018年に出版されて大ヒットになった「起業3年目までの教科書」でも、キャッシュエンジン型の様々なビジネスが紹介されています。

例えば、
・海外のCDの輸入販売→ ZOZO
・WEBページの制作請負 → ライブドア
・紳士服販売(引き継いだもの) → ユニクロ
・・・など、今や誰もが知る有名起業と有名経営者が、どのようにビジネスをスタートし成長させたかが紹介されています。

起業したい方のみならず、フリーランスや経営に携わる方も知っておくべき考え方です。

まだ読んでない方は、ぜひ読んでみてください!

「起業3年目までの教科書 はじめてのキャッシュエンジン」の本が気になる方はこちら

スタートアップとキャッシュエンジンの違い

ここまでキャッシュエンジン型起業について説明してきましたが、みなさんがイメージしていた起業とは、ちょっと違ったかもしれません。

みなさんが思い描く起業って、
・資本家からたくさんの資金を集め
・その資金を元にサービスや商品を開発し
・大体的にリリース!
・大きな売上が発生!
という感じだと思います。

これは「スタートアップ」と呼ばれる起業の型です。
※スタートアップについては、別記事:現役起業家が解説する「スタートアップ」とはで詳しく解説しています。

「スタートアップ=ベンチャー=起業したばかりの会社」
というニュアンスで使われることが多いのですが、実は起業のスタイルの一つ。

ベンチャーとイコールではないんです。

このように一言で起業といっても、その型は色々とあります。

細かく分けると色々な型があるのですが、今回は
・キャッシュエンジン型
・スタートアップ型
に絞って比較し、何が違うのかを解説していきますね。

売上がすぐに発生するキャッシュエンジン型と売上発生までに時間がかかるスタートアップ型

キャッシュエンジン型とスタートアップ型の大きな違いは、
・サービス提供までの期間
・サービス提供に必要な資金
・売上が発生するまでの期間
にあります。

キャッシュエンジン型とスタートアップ型の違いをグラフにすると、このようになります。


キャッシュエンジン型起業では、少ない資本かつ短期間でサービス提供が可能なため、初回の売上が発生するまでの期間が非常に短いです。

しかし、スタートアップ型起業では、ある程度の資金が必要となり、サービス提供するまでに時間がかかります。
その結果、初回の売上が発生までの期間が長くなります。

そのかわり、スタートアップ型起業は、
・サービスや商品が当たれば大きな売上が発生させること
・世の中を大きく変えること
ができる可能性があります。

ただ、僕がお勧めするのは「キャッシュエンジン型起業」。

スタートアップ型起業は資金を集めるのが難しかったり、借金を追うリスクが高かったり、難易度とリスクが高いんです。

それでも、
・世の中の流れを大きく変えたい!
・大きな資本が必要なことをしたい!
という方には、この流れをお勧めします。

現役起業家Yuzuruがお勧めする起業の流れ

  1. まずキャッシュエンジン型起業で、起業するノウハウと安定したキャッシュを生み出す事業を作る
  2. そのノウハウとキャッシュでスタートアップ型起業で、もう1つ事業を作る

スタートアップ型の起業は、キャッシュが安定する事業を持ってからでも遅くないですし、キャッシュが安定する事業があればリスクヘッジにもなります。

キャッシュエンジン型起業はハードルが低い!

キャッシュエンジン型起業のイメージ

ここまでご説明してきたように、キャッシュエンジン型起業であれば、起業のハードルもリスクも低いんです!

キャッシュエンジン型起業なら、少ない資金で始められますし、最初は週末の時間だけ使って起業することも可能です。

起業に興味があるけど、ハードルやリスクが高いからと悩んでる方は、キャッシュエンジン型で起業してみてはいかがでしょうか。

この記事を書いている現役起業家のYuzuruは、新宿の起業スクール「CashEngine」で、
無料の起業相談をお受けしております。起業について悩んでいる方はぜひご活用ください!

 

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