スパルタ英会話創業記-2

スパルタ英会話創業記-2

 スパルタ英会話は、今でこそ「短期集中英会話」で軸が定まっていますが、ここにたどり着くまではチャレンジと失敗の連続でした。

パーティ事業!?

 英会話サークルで半年ぐらい動いたものの、売上も1回あたりは微々たるもので、生活をしていくのはしんどかったです。なので、パーティ事業だったら、友達が友達を呼んできてくれるから、常に大規模化していくし、最高じゃないかってなり、パーティ事業をはじめました。
 最初は、どのくらいの分量の食べ物を用意すればいいかもわからないし、お寿司は買ったのにお醤油がなくて途中で買い出しにいったり、パーティなのに、ぎりぎりの値段設定で一人3000円とかだから利益がほとんど出なかったり。
 1ヶ月目に、毎週パーティを開いて、それだけで疲れすぎて、死にそうになりました(笑)
 ただ、最初の1ヶ月、4回のパーティで運営が3人で8万円儲けたとき、僕らめちゃくちゃポジティブなので、「やった!8万円も利益出た!100倍にすれば遊んで暮らせるぞ!」って言っていました(笑)
 とはいえ、パーティ事業は疲れすぎるし、性格に合わないと断念。人には向き不向きがありますからね。

わらしべ英会話教室からスパルタへ

 半分パーティ事業、半分カフェ英会話事業というイメージで、BBQをやりました。そのとき、コスト削減のために実家の車に大量の荷物を乗っけて、椅子や机まで運んで、多摩川でBBQをやりました。川沿いでBBQはもちろん、スイカ割りを楽しんだりとか最高だったのですが、その日はとても暑く2人ぐらい熱中症になってしまいました。運営であった僕たちもほぼ熱中症の中、気持ちを張って、なんとかやり切ったのが、パーティ事業の最後です。
 そのとき、きてくれた数人が「もっと本格的に英語を習いたい」と言ってくれたところから、英会話事業が本格化します。

ぎりぎり英会話

 最初は、営利事業なのか、非営利事業なのか。お金もほとんどもらっていなかったので、区民会館とか友達のマンションのセミナールームとか、そんなお金のかからないところで、ひとまず英語を学びたい人に集まってもらいながら、カリキュラム作成と同時にリリースするような日々を2ヶ月ぐらい送っていました。
 だんだんとコンテンツも揃ってきたころに、とあるベンチャーキャピタルの方から、起業家たちにレッスンをしてくれるなら、部屋を自由に使っていいと言ってくださり、起業家向け英会話&一般向け英会話が始まりました。
 さらに2ヶ月したころ、「もう部屋を借りてしまおう」となり、周辺相場からすると10%ぐらい安かった、新宿御苑へとオフィスを構えます。同時に会社を立ち上げますが、キャッシュは150万円程度で、オフィスの初期費用を払ったら残り80万円。家賃が30万円なので、売上が上がらなければ、3ヶ月で倒産という計算でした。

 本当に運のいいことに、「スパルタ 英会話」で検索してくださる方が大勢おり、(名前をスパルタ英会話にしてよかった)、1ヶ月目から数百万円の売上があがり、順調な滑り出しとなります。

ロボット英会話

 半年後、ソフトバンクから、ロボットのペッパー君が出た時、「プログラミングすれば、絶対ペッパー君で英会話事業ができる!」と、第1回目のペッパー君の抽選に応募しました。結果、1台買うことができました!とっても高かったです。。。そして残念なことに、とっても使えなかったです。。。いえ、いろんなアプリがあるので、素晴らしいのですが、英会話事業をやる上で、使いこなすことができませんでした。
 でも、その当時と、今の想いは変わっていません。英語学習において、もっともっと効率化と楽しさを向上することはできると思っています。
 ロボットから楽しく学習する世界を作りたいものです。

お客様からの応援 with Carmen

 少し話は遡りますが、筆頭講師であり、現在フォロワー3万人以上のカルメン講師は、創業当時からのメンバーです。(学生時代からの友人でもあります。)
 創業当時は、週3日は会社に泊まるのが当たり前。2年間は1月1日以外、ずっと働き続けてました。とある祝日、祝日なので教室としては休みにしていたつもりで、ソファに寝っ転がりながら、資料を散乱させて創業メンバーでカリキュラムを作っていたら、50代ぐらいの男性の生徒さんが入ってきてしまい、とっても気まずい想いをしました。でも、そのお客様は本当にいろいろと応援してくださり、カリキュラムのミスや改善点など、いつも優しく指摘してくれました。
 よく、「クレームはお客様からの愛の言葉だ」的な話がありますが、本当にクレームとかではなく、「小茂鳥くんたちが頑張ってカリキュラムを作ってくれるから、僕は英語の勉強ができる。だから、応援してるよ。がんばってね。」という言葉と共に、「言いにくいんだけど、カリキュラムでミスを見つけてしまったから、共有しておくね。」という形でサポートしてくださいました。本当に、今思い出しても頭が上がりません。
 それ以外にも、毎月ご飯をご馳走してくださる方や、お客様との交流パーティを開くたびにお酒の差し入れをしてくださるお客様もいました。
 至らぬ点が本当に多かった創業時だと思いますが、文字通り、お客様の支えがあって少しずつ改善を行うことができました。

 数年後、生徒さんの交流パーティで、学生コンビで仲良くなった二人が、先生の物真似や英語あるあるでの漫才などを披露したり、アットホームな雰囲気で、少しずつ生徒さんも増えていきました。

 もちろん、リアルなクレームもありましたし、乗り越えなければいけない壁はたくさんありました。それも全てチーム一丸となって乗り越えることができたのは、かけがえのない思い出です。

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