ネットの普及や政府の後押し・推奨によって、起業のハードルが下がってきています。
そのため、起業に興味を持つ20代の方も増えています。
しかし、起業にはリスクがあるため、「興味があるけど起業できない・・・」という方も多いはず。
今回は20代で起業するか悩んでいる方を後押しするために、20代で起業すべき3つの理由をお伝えいたします。
様々なスキル・知識・経験を効率良く得られる
起業して会社を経営するには、マネジメントスキル・財務の知識・マーケティングスキル・リーダーシップなど、本当に様々なスキル・知識が必要になります。
本やビジネススクールでも知識は学べますが、実際に起業しながら勉強・経験した方が、何倍ものスピードで知識・スキル・経験が身についていきます。
例えば、動画の作り方を教える、「動画制作講座」を起業すると決めました。
起業してサービス提供するために、
・講座では具体的に何を教えるのか
・教えるためには、何を用意すればいいのか
・どんな人にサービスを提供するのか
・サービスを提供する人たちをどうやって集めるのか
・講座で教える講師はどうするのか
・生徒との契約はどうやって結ぶのか
・生徒から受講料をどうやって回収するのか
などを決めて、実践していきます。
このように、サービス設計から集客・営業・契約・決済・サービス提供まで、自分が体験することで、ビジネスの全体像を理解することができます。
会社員がマネジメントスキルやリーダーシップを実践で身につけるためには、会社である程度の地位や役職につかなければいけません。
会社にもよりますが、会社の昇進を待ってるうちに30代になってしまう可能性が高いです。
そのため、様々なスキル・経験・実績を早く身につけたい方は会社で働くよりも、先に起業してしまうことをお勧めします。
失敗してもリカバリーが効く
「いつかは起業したい・・・」と考えている方こそ、20代に起業すべきです。
20代であれば、失敗しても再就職先はたくさんありますし、失敗を活かして起業に再挑戦する体力・気力・時間もあります。
また、結婚していなければ、家族を路頭に迷わせることもありません。
再就職するにあたっては、むしろ起業に挑戦したことがプラスの方向に働くことが多いはずです。
例えば、24歳で語学教室を立ち上げたものの、資金繰りがうまくいかず、3年後に廃業したとします。
ただ、その3年間で語学教室の経営スキル・ノウハウを身につけ、語学教室の運営に失敗した経験も得られました。
どうしても語学を教える仕事につきたかったので、競合他社だった会社に応募したところ、27歳の若さとマネジメントスキル、起業に失敗した経験を高く評価してくれました。
その結果、新規開店する語学教室のオーナーとして、好条件で雇ってもらえました。
このように、起業に失敗しても多くのスキル・知識・経験が身に付くため、20代のうちに起業しておくと失敗しても、より良い就職先が見つかる可能性が高いです。
起業に使える時間・気力・体力が多い
起業には本当にたくさんのエネルギーと時間を使います。
立ち上げた当初や事業を大きくしていく中で、ガムシャラに働かざるを得ない時期もあります。
もしかしたら、徹夜する時期もあるかもしれません。
それだけでなく、起業すると様々なトラブルがあり、精神的にも辛いことはたくさん起きるはず。
気力・体力に関しては、やはり30代や40代よりも圧倒的に20代の方が有利です。
また、結婚していると家族の時間を確保する必要があるため、起業に使える時間は少なくなります。
そのため、未婚の20代の方が起業には有利だと言えます。
起業したいけど資金がない方は「キャッシュエンジン型起業」がお勧め
ここまでお読みいただければ、20代で起業した方が有利であることがお分かりいただけたと思います。
ただ、20代で起業する資金がある方は少ないと思います。
資金がない場合は、融資や助成金・補助金を検討するのが一般的ですが、実はもう1つ選択肢があります。
その選択肢が「キャッシュエンジン型起業」です。
キャッシュエンジン型起業とは、少ない資金ですぐに売上を発生させる仕組みを使った起業のこと。
アイデアがあって起業したい場合は、そのアイデアをキャッシュエンジン型起業で実現できるか検討してみましょう。
もし実現できない場合は、キャッシュエンジン型起業で資金を作る事業を立ち上げてから、最初に資金が必要な起業に挑戦することをお勧めします。
キャッシュエンジン型起業については、こちらの記事で詳しく解説しているので、気になる方はこちらの記事をご覧ください。