「独創的なアイデアがないから、起業できない」という方は多いのではないでしょうか。
でも、実は独創的なアイデアがなくても、起業できます。
今回の記事では、
- 起業に独創的なアイデアがいらない理由
- 起業する具体的なアイデアを見つける方法
をご説明していきます。
目次
起業に独創的なアイデアは必要ない
そもそも「ビジネスとは、誰かの困っていることを解決するか、誰かのやりたいことを叶えてあげて、その代わりにお金をもらうこと」です。
例えば、
- 恋人が欲しいけど、出会いがない
- 自分で美味しいコーヒーを淹れて飲みたい
といった悩みであれば、
- 趣味や性格が合う男女を結びつけるマッチングサービス
- バリスタが教えるオンラインコーヒーレッスン
といったビジネスが考えられます。
このように「世の中を画期的に変えるアイデア」じゃなくでも、ちょっとした「悩み」や「やりたいこと」を解決してあげるアイデアさえ思いつけば、充分ビジネスとして成り立ちます。
では、どのように起業するアイデアを見つければいいのでしょうか。
起業アイデアを見つける4つのステップ
ここから先は起業する具体的なアイデアを見つける方法を、下記4つのステップに分けてご紹介していきます。
- 自分の好きなことを書き出す
- 自分の得意なことを書き出す
- 自分の持っているスキルを書き出す
- 書き出した内容を起業アイデアに変える
ステップ1)自分の好きなことを書き出す
まずは何でもいいので、自分の好きなことを書き出してみましょう。
例えば、
- バスケットボールが好き
- 筋トレが好き
- カフェが好き
- 手芸が好き
- 人と話すことが好き
- 人に教えることが好き
など、どんなことでも構いません。
せっかく起業するのであれば、お金を稼ぐだけではなく、自分がワクワクできることで起業しましょう。
ワクワクできることで起業すれば、起業に対するモチベーションも高く保ち続けられるはず。
起業には多くのエネルギーが必要なため、モチベーションが続かないと、何かしらの理由をつけてやめてしまいます。
そのため、モチベーションを高く保ち続けるアイデアを出すためにも、まずは「好きなこと」を書き出しましょう。
ステップ2)自分の得意なことを書き出す
次は自分の「得意なこと」を書き出してみましょう。
これもどんなことでも構いません。
これまでの人生を振り返ったり、学生の時に褒められたことや職場で褒められたこと、友人・知人から褒められたことを思い出していけば見つかるはずです。
ここで書き出すのは「スキル」ほど、具体的なものではなく、
- 難しいことを簡単に噛み砕いて伝えられる
- 単純作業を飽きずに続けられる
- 人と人を繋げられる
- 問題点をすぐに見つけられる
といった抽象的なもので大丈夫です。
言い換えれば、自分の「強み」を書き出すといったイメージです。
ステップ3)自分の持っているスキルを書き出す
「得意なこと」の次は「スキル」を書き出していきましょう。
書き出す時に心がけて欲しいのが、できるだけ具体的に書くこと。
「ホームページの制作スキル」と一口に言っても、
- かっこいいホームページのデザインを考えるスキル
- HTML・CSS・Javaを使ってホームページ制作するスキル
- Googleの検索結果の上位に表示できるホームページを制作するスキル
など、細かく分解していくと、様々なスキルがあります。
ここで具体的なスキルを書き出しておくと、起業するアイデアが見つかりやすくなるので、妥協せずにできるだけ分解したスキルを書き出してみましょう。
ステップ4)書き出した内容を起業アイデアに変える
「好きなこと」「得意なこと」「スキル」を書き出したら、後はその内容を元に起業アイデアに変えていくだけです。
といっても、「どうやって起業アイデアに変えていいかわからない」という方は多いと思います。
そんな方にお勧めな発想法は、この2つです。
- 問題解決法
- 4つの価値提供方法に当てはめて考える
問題解決法とは
問題解決法とはその名のとおり、「問題と感じたことや思ったことを解決するアイデア」を考えること。
自分の好きなことに関する「悩み」を、自分の「得意なこと」「スキル」で解決する方法がないか、考えてみましょう。
例えば、ここまで書き出した内容が
- 好きなこと=本を読むこと
- 得意なこと=難しいことを噛み砕いて簡潔に伝える
- スキル=WEBライティングのスキル、ホームページを構築からデザインまで出来るスキル、動画のカット・テロップ入れが出来るスキル
- 悩み=本を読んで勉強したいけど、読書が苦手
だった場合、
自分の読んだ本の要約をブログとYouTubeにアップして、ブログとYouTubeに貼った広告から収入を得る。
YouTubeやブログの人気が出てきたら、オンライン上とリアルで有料セミナーを開いて稼ぐ。
といったアイデアが思いつきます。
4つの価値提供方法に当てはめて考える
アイデアを見つけるお勧めのもう1つの方法が、自分の得意なことやスキルを下記4つの価値提供方法に当てはめて考えること。
- プロダクト販売
- スキルシェア
- ノウハウシェア
- ネットワーキング
1つ目の「プロダクト販売」とは、物を作って売る・物を集めて売るという方法です。
例えば、ハンドメイドのアクセサリーを販売したり、いらなくなった洋服を安値で仕入れて高値で販売して、お金を稼ぎます。
「プロダクト販売」は、ビジネスの基本とも言える価値提供方法ですね。
2つ目にご紹介した「スキルシェア」は、自分のスキルを活用してサービス提供する方法です。
日本語以外の言語が得意であれば通訳をしたり、文章を書くことが得意であれば雑誌やWEBメディアに寄稿するなど、専門的なスキルがある方は「スキルシェア」という形で起業できないか検討してみましょう。
3つ目の「ノウハウシェア」とは、自分の得意分野の知識やスキルを人に教える価値提供方法です。
例えば
- プログラミングが得意分野であれば、プログラミングの基本を有料セミナーで教える
- 写真撮影が得意であれば、写真をうまく撮る方法を教える写真撮影教室を開く
といったイメージです。
リアルのセミナーだけでなく、オンラインセミナー、YouTube、ブログ、優良メルマガなど、様々な手段でノウハウを伝えられるため、ノウハウを伝えるターゲットに合わせた手段を選びましょう。
最後にご紹介するのは、人と人とを繋げて価値提供する「ネットワーキング」。
例えば、
- フランス語を教えてほしい日本人と日本語が喋れるフランス人を繋げる
- 恋人がほしい人同士を繋げる
といったように、ニーズが合う人や会社同士を繋いで、仲介手数料でお金を稼ぐ方法です。
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