起業家になるにはどうればいい？診断テストから方法を解説！

2021年4月28日 2021年5月1日

yuzuru

こんにちは。Webライティング事業を中心に起業しているAkiyamaです。
この記事を読んでいるあなたは、「起業家になるにはどうすればいいのか？」と悩んでいるのではないでしょうか。

起業家と言えば、とても優秀な一握りの人がなれるというイメージがあるかもしれません。
しかし、今では出身大学などの経歴も関係なく、性別・年齢問わず、気軽に起業できる時代になりました。

今回の記事では、「そもそも起業家とはどんな人？」というところから、起業家になるための具体的な方法についてご紹介していきます。
加えて、簡単な起業家適性診断も用意しているので、「自分が起業かに向いているか」、「起業家に必要なスキルは何か」も学べるようになっています。

本記事が起業家を目指している皆様の参考になれば幸いです。

1 起業家の定義と特徴について
2 起業家になる具体的なステップは？
3 起業家になるのに向き・不向きはある？簡易適正診断！
4 起業に興味はあるが、イメージが沸かない人は？

起業家の定義と特徴について

本章では、起業家の定義と特徴について解説していきます。
そもそも論になりますが、起業家という言葉自体はよく聞いたことがあると思いますが、その定義をご存じでしょうか？

起業家を目指すにあたり、まずは「そもそも起業家とは？」という点を明確にしておきましょう。
さらに、起業家に必要な精神性や心構え、出身大学、スキルなどの特徴についてもご紹介していくので、本章を通して起業家がどんな人なのか具体的にイメージできるようになるはずです。

起業家の定義：そもそも起業家とは？

起業家とは経営者の1種で、「自ら事業を興す人」を指します。
事業とは「生産や営利を目的とした経済活動」という意味です。
簡単に言えば起業家とは、自分の力で仕事を創り、お金を稼いでいく人と定義できます。
例えば、アップルの共同設立者の一人スティーブ・ジョブズ氏やソフトバンク創業者の孫正義氏は有名な起業家ですね。
事業を興すと聞いて、スティーブ・ジョブズ氏や孫正義氏のように世の中に大きな影響を与える事業を考えなければいけないと思う方もいるかもしれません。
しかし、事業の内容については明確な定義がないので、私のようにWebライティング事業を興して、記事を書くことで収益を発生させたり、英会話教室やカフェを開業したりすることも起業にあたります。

起業家の特徴：精神性・心構え・出身大学は？

ここまでで起業家の定義について解説してきました。
それでは、実際起業家とはどんな人なのか、精神性や心構え、出身大学等の特徴を見ていきましょう。

精神性

起業家に共通する精神性には次のようなものがあります。

失敗を恐れずに突き進むチャレンジ精神
決めたことを最後までやり切る精神力
新しい経験に対してオープンな精神
物事を前向きにとらえるポジティブ精神

好奇心が旺盛でやりたいと思ったことがあれば即行動に移せる人、流行に敏感で新しいアイデアを考えるのが得意な人は自ら考えて事業を運営していく起業家に向いているでしょう。
好きなことや楽しいことに熱中できる、自分の成功をイメージできることも事業を継続・拡大していくためには必要な精神性です。

心構え

起業家として大事な心構えには次のようなものがあります。

人に対して貢献しようとする
とにかくやってみる実行力がある
予期せぬ出来事にも柔軟に対応する
常識にとらわれず自分の価値観で行動する

起業するということは、世の中に新しい価値を生み出すことです。
そのため、起業家には人に対して貢献したいという心構えが重要になります。
また、起業家は自ら行動して仕事を生み出していく必要があります。
事業を運営していく中で難しい選択を迫られることや予期せぬ出来事に直面することも多いので、常識にとらわれない柔軟な対応ができることも重要です。

出身大学

今や全国各地の大学から起業家が輩出さてれています。
参考までに、帝国データバンクが発表した全国の社長の出身大学上位10校は以下の通りです。

　日本大学
　慶應義塾大学
　早稲田大学
　明治大学
　中央大学
　近畿大学
　法政大学
　東海大学
　同志社大学
　関西大学

起業家支援に力をいれている大学もあるので、将来起業を目指していて、大学選びに迷っている人はチェックしてみてください。
なお、高校中退や高卒でも起業家になっている人は大勢います。
例えば、有名起業家である元ZOZOTOWN創業者の前澤氏やDMM会長の亀山氏は高卒です。
起業家輩出数が多い大学に行けば起業できるということではないので注意が必要です。

起業家に必要なスキル

続いて、起業家に必要なスキルについてご紹介していきます。

数字に強い
人に好かれる
人を巻き込む

起業をした後は経営者として事業を運営していく必要があるので、数字の強さは経営上欠かせません。
また、成功する起業家は人間性に優れていて周囲の人とうまく信頼関係を築くスキルに優れています。
対人関係のスキルは資金を調達する、顧客を獲得する、仲間を増やす、情報を入手する等、事業を運営していく上で大きなメリットになります。

起業家になる具体的なステップは？

前章では起業家の定義と特徴、起業家に必要なスキルについて解説してきました。
それでは、起業家についてイメージができたところで、続いて起業家になるための具体的なステップについて見ていきましょう。
世の中には様々な事業を運営している起業家がいますが、どんな事業でもこれから紹介する4つのステップで進めることができます。

事業構想を作る

起業家は自ら考え、行動していかなければいけません。
まずは、どんなサービスや商品を扱うのか、お客さんはどんな人か、どのように収益を上げるかなどの基本的な構想を考えていきましょう。
例えば私の場合、勉強した内容を記事にして発信することが好きだったので、Webライティング事業で起業しようと決めました。
そこで最初は、クラウドソーシングサービスを利用してライターを募集しているクライアントを探して自分の記事を販売していくことにしました。
基本的な事業構想ができたら、1年後や5年後、10年後に自分はどうなっているか、自分の事業はどうなっているか、収支目標等の具体的な目標を立てていきます。
もちろん最初に決めた事業構想がうまくいくとは限りません。
事業構想にあまり時間をかけ過ぎずに、仮決めで行動を始めて柔軟に対応していきましょう。

テスト販売する

事業構想が決まったら、次は1円でもいいので売上を上げていきましょう。
最初から数万円から数十万円規模の売上を獲得するのは難しいので、小さくテスト販売していきます。

私の場合、最初のWebライティングの仕事は1文字0.05円からスタートしました(笑)
例えば、英会話事業で起業したいと思ったら、カフェで友人に英会話を教えるところからスタートしてもいいのです。

仮決めで行動して、実際に自身のサービスや商品を販売してみることで、様々な気付きを得ることができます。

事業を改善する

テスト販売を通して実際に行動に移すことができたら、ここからはひたすらPDCAを回していきます。
実際にサービスや商品を販売してみて気付いた課題を抽出し、事業を改善していきましょう。

私の場合は、Webライティングで求められる文章の書き方やSEOについて、本やネット記事を複数読みこんで勉強することでライティングスキルを培ってきました。
また、より効果的に仕事を創るために、営業方法を見直しました。

事業構想やサービス・商品創造などの準備に時間をかけても、一人で考えられることには限界があります。
行動と改善を繰り返すことで効率的に事業拡大を目指していきましょう。

規模を拡大する

自身のサービスや商品の完成度が上がってきたら、事業を拡大していきます。
より多くの人に価値を提供できるように営業方法を改善する、サービス・商品の販売価格を上げる、事業拡大に向けて資金調達をする、従業員を雇って会社を大きくするなどの施策を考えて実行していきましょう。

最初は1文字0.05円からスタートしたWebライティング事業ですが、スキル向上や営業方法の改善を通して、徐々に単価を上げていくことに成功しました。
また、クライアントに記事を販売するだけでなく、自身のメディアの運営も行っています。
ここから先も行動→改善→拡大のサイクルが続いていきます。
自身の状況や事業内容に合わせて、その時々で適切な施策を実行していきましょう。

起業家になるのに向き・不向きはある？簡易適正診断！

現在では投資家やファンドが一般的になり、0円でも起業できる時代になっています。
また、SNSやクラウドソーシングなどの起業を手助けしてくれるサービスも充実しているので、その気になれば誰でも気軽に起業することができます。
それでもなかなか行動できない理由として最も多いのが、自分が起業家に向いているかわからないということではないでしょうか？

今回は簡単な起業家適性診断を用意しました。
各項目に〇か×で回答して、自分が起業家に向いているかどうかチェックしてみてください！

起業家適性診断

やりたいことがあったらすぐ行動する
好きなことに熱中できる
コツコツ継続して何かを達成したことがある
常識にとらわれずに、自分の価値観を大事にしている
新しいアイデアを考えるのが好き
予定外の出来事にも冷静に対応できる
数字を使って分析するのが得意
人によく質問する
失敗してもすぐに切り替えられる
自分は運がいいと思う

〇が0~3個＝起業家になるにはトレーニングが必要
〇が4~7個＝起業家の素質あり
〇が8~10個＝すぐにでも起業するべき！

いかがでしたでしょうか？
ひとつでも多く当てはまる項目があれば、起業家に必要な資質やマインドを備えており、起業家に向いていると言えます。

ただし、現時点で起業家に必要な資質やマインドを持っているからと言って、必ず成功するとは限りません。
日々勉強を重ね起業家に必要な資質とマインドを研鑽していきましょう。

起業に興味はあるが、イメージが沸かない人は？

今では誰でも気軽に起業家になれる時代になりましたが、それでも起業家と呼ばれる人は少数派であることに変わりありません。
身近に起業家がいなければ、起業についてイメージが沸かないということもあるでしょう。

そこで最後に、起業家を目指して一歩踏み出したいあなたに3つのアドバイスを送ります。
ぜひ参考にしてみてください。

起業家コミュニティに入る、起業家に会う

人の価値観は所属する環境に大きく左右されます。
周りの大半は起業に興味のない人ばかりであれば、自分では起業家になりたいと考えていても、周りに引っ張られて途中で投げ出してしまいたくなります。

もし、あなたの周りに起業家になりたい人がいないのであれば、起業家コミュニティに入ることをお勧めします。
自分以外もみんな起業家を目指している環境なので、お互い励まし合って切磋琢磨できる仲間ができます。

また、実際に起業している人に会いに行くのも、起業家のイメージができるのでお勧めです。
セミナーや出版イベントなどを開催している起業家の方も多いので、気になる人はぜひ足を運んでみましょう。
今ではオンラインセミナーやYouTubeなどでも起業家の言葉に触れることができるので、有効活用してみてください。

人に自分の強みや特技を質問してみる

起業家になるためには、まず徹底的に自己分析をしていきましょう。
今までの経験をひとつひとつ思い返してみて、自分の好きなことや得意なこと、強み等を分析していくことで、自分の事業の方向性を決めていきます。

自己分析をする際には、周りの人に自分の強みや特技を質問してみることもおすすめです。
自分では当たり前と思っていたことも、他人から見たら凄い強みだったということもあります。
自分の強みや特技を活かした起業をしていくことで、成功する可能性が上がるはずです。
また、実際に起業家として一歩を踏み出した後も定期的に自己分析は続けていきましょう。