cash engine2期生。2020年1月から通い始め、全くの知識0から2人で起業活動を始めました。
IT系会社King pocKetを立ち上げるべく日々奮闘しております。
IT事業での2人組ということでcash engine内ではそれぞれジョブズ、ウォズニアックと呼ばれているので名前負けしないよう頑張りたいです。
私たちの活動含め、思いや経験談などを書いていこうと思います。
目次
自己紹介
栗山将(くりやましょう)(CEO)
King pocKet代表の栗山です。大学を卒業し職業選択の一つとして起業家になることを決意しました。かなり楽観的でポジティブな性格だと自負しています。それゆえに計画的な行動することが苦手ではありますがしっかり者の相方にいつも助けられています。
趣味はバスケとポーカー。大学では物理学を専攻し、主に素粒子についての勉強をしていました。
出久根芳樹(いずくねよしき)(CTO)
相方の出久根はKing pocKet副代表です。私たちは大学で出会い、彼はよく一緒に遊んでいた4人組のメンバーの一人でした。同じく物理学科で素粒子を学んでいます。また、イギリスに半年間留学していた経験があります。
将棋4段、得意科目は数学、好きなゲームはぷよぷよであり論理的思考力に長けていて、その才能を生かして日々プログラミングの勉強をしています。
彼は主に技術面での役割を担っています。能力は高いがコミュ障なのが玉に傷。
起業しようと思ったきっかけ
私が起業を決意したきっかけは相方の出久根に誘われたからです。
それは私が大学4年の冬まで遡ります。ある日、出久根が起業したいと打ち明け事業案をその場でプレゼンし始めました。私はその熱意に感銘を受けて事業に加担することを決心しました。
また、私たちは理系大学生だったこともあり、パソコン一つでできるIT業界へ身を投じることを決めました。
【自分たちのやっている事業について】
私たちが初めに手掛けた事業は”外国人向けに日本の情報を発信するメディアサービス”です。
この事業ではWEBサイト、YouTube、SNSの3つを運用をしながら日本の情報を発信し続け開始後約1ヶ月で広告費による収益を得ることに成功しました。
しかしこの事業は将来的に私たちのやりたいことと違うと感じ始め、今は活動停止しています。
この事業から動画制作やマーケティング、ウェブサイトの運営などこれから活動していく上で必要になるであろうスキルの多くを学び実践することができました。
今は主にHPの制作を請負っています。
現状、2件ほど案件をいただきHP制作をすることができています。
また、収益とともにプログラマーを集めてより大きな組織を作っていきたいと考えています。
【2人で起業することのメリット・デメリット】
メリット
・不安や苦労が軽減される
起業経験のない私たちにとって何をするにも常に不安が付き纏います。しかし2人で行動すると不安も苦労も分け合うことができます。新しいことに挑戦するとき、いつも相方に相談し鼓舞してらっています。
・苦手を補完し合うすることができる
IT系の会社を立ち上げることを目標にしている私ですが、IT技術に関する知識は乏しい状態でした。一方で相方の出久根は元々そういった知識を持ち合わせていましたし、分からないことでも勉強すれば確実に身につける才能がありました。
逆に、出久根は人前に出ることが苦手なようで、営業やプレゼンはあまりしたがりません。なのでこちらの役割は主に私が担っています。
それぞれ得意不得意はありますが経営や営業に関しては私が、技術周りは相方がそれぞれ役割分担することで互いの欠点を補いつつ活動することができています。
・楽しく活動できる
私たちは大学生の頃からの付き合いがあるので仕事をしていても普段のノリでいることができます。事業が拡大するほど初対面の人と関わる機会が増えていきますが、近くに気のおけない友人が常にいることは精神的にも安心感があり楽しく活動できています。
つい先日も取引先の方とHPの制作について話し合っているときに、必要な機能やそれに対する見積もりについて私一人では決めきれないことがありました。そこで相方の出久根に連絡をとって相談したところその場で全て解決することができました。
このように2人で起業するメリットはかなり大きいと思います。周りの起業家を見ると1人で始めている方の方が多い気がしますが、もし私が1人で活動していたらきっと挫折していたと思います。
基本的に私が営業を担当していて取引先の方と話すことが多いのですが、相方がいることで技術面に関する知識の補足や提案がとてもスムーズに進みます。
デメリット
・意思決定が遅れる
活動を進めていく上で選択を迫られる場面は多々ありますが、その都度2人で話し合って決めているので進行が遅くなってしまうことがあります。また意見が割れることもあるのでお互い納得のいく選択を見つけるのに時間がかかることもあります。
・不平不満を感じることがある
2人で役割を分担しているとそれぞれ作業の大変さや拘束時間が異なるので、不公平感を感じることがあります。なのでしっかりと話し合ってお互いの仕事を十分に理解することや、あらかじめルールなどを取り決めておく必要があると思います。
・片方の都合に合わせなきゃならないことがある
私自身計画的な行動が苦手で、相方との作業進行にズレが生じて迷惑をかけてしまったことが多々あります。一方で出久根は大学院の受験勉強やインターンシップの参加によって作業時間があまり取れなくなってしまうことがありました。相手の都合によって活動が滞ってしまうことは少なくありません
このようにデメリットもいくつかあるとは思いますが、今までやってきた中でメリットはそれを大きく上回ると確信しています。
2人で活動すると会話の中でアイデアが生まれることもありますし、意思決定が遅れても慎重に行動することができます。また1人では気づけなかったことに気づかされることも少なくありません。
2人で起業すると片方が途中で投げ出してしまうというリスクがあるかもしれません。しかし私たちは大学で知り合い4年間で確かな信頼関係を築いてきたからこそこれまでうまく活動できていましたし、これからもきっとお互い助け合って仕事をしていけると思います。
相方と良い信頼関係を築いていくことが最も大事だと思います。
【今後挑戦したいこと】
今後の活動としてはHP制作の受託をしつつ、自社のSNS開発やコミュニティづくり、セキュリティに関するシステム開発をしていきたいと考えています。
そして来年には法人として会社を設立することを目標に今は活動しています。
【これから起業したい人へのアドバイス】
私たちから今起業を考えている人へ。起業をするならなるべく早く行動を起こした方が良いと思います。私たちも最初は十分な知識や準備が整っていないと不安でなかなか行動に移すことができませんでした。しかし実際にやってみると足りない知識などはやりながら調べるくらいでも間に合うことが分かりました。起業はスピード命。うかうかしていると競合他社に先を越されてしまうかもしれませんし、早く始めるにこしたことはありません。とりあえずやってみるという心持ちでいることが大切だと思います。