起業創業初期やこれから起業を志す方向けに記事を書いています。本日は、身の丈の超え方について書いていきたいと思います。
身の丈に合った生活をという言葉を巷ではよく聞きますが、半分正解で半分不正解だと私は思います。身の丈は、日々の挑戦や行動で、少しずつ超えていくべきです。特に、起業家の方はマストで超えていく必要があります。
とはいえ、あまりにも自分の身の丈を超えたことをすることは、足元の土台がゆるゆるになるので、小さく始めて日々アップデートしていくと良いでしょう。
今回は、その身の丈の超え方のススメについて詳しく記載していこうと思います。
目次
１. マインドの身の丈を超えろ
あなたが、なにかわたしにはこれはできない、と考えいたとしたらそのマインドをまず少しずつ超えていきましょう。
まず、その事柄について一つ一つの要素を分解していくと良いでしょう。
例えば、一軒家は買えないということをあなたが考えていたのであれば、一軒家をなぜあなたは買えないのか。と買えない要素を洗い出していきます。そして、抽象的なものから、より具体的なものもに落とし込んでいきます。最後に、出来るためのアクションプランを考えます。5W3Hで考えてみると良いでしょう。
例
What : 題名
Why : 何故それができないのかを羅列、抽象的から具体的へ
When : いつするのか
Where : 誰とするのか
Who : 誰とやるのか
How much : いくらするのか
How long : 期間はどのくらいか
How To Do : どのようにするのか
上記を行う事で今まで出来ないと思ってたことは、出来るに変わります。もちろん、今までの動き方では可能になることは厳しいですが、少しずつその目標に向かって帆を進めていくことで出来ないが出来るに変わっていきます。
それをどんどん更新していくことが、出来ないを出来るに変えることへのマインドの身の丈の超え方です。
２. コミュニティの身の丈を超えろ
類は友を呼ぶをという言葉がありますが、これは正しいです。ネガティブな人の周りにはネガティブな人がいますし、ポジティブな人の周りにはポジティブな人が多いです。
もし、あなたが何か成功したいと考えるのであれば、あなたがいる環境を変えていくことです。例えば、起業したいと考えているのであれば、起業してる人が集まるところに行き、起業している人とまず食事や飲みに行き続けることをオススメします。
あなたがもし起業する前の方であれば、3期目くらいの起業家が集まる場に参加して友達を増やしていくと良いでしょう。（あまりにもレベルの高い起業家と会うと萎縮してしまう可能性がありますので、少し身の丈より高い人を選ぶと良いでしょう。）
なぜか。それは、それが当たり前になるからです。人は、周りへの影響をとても受けやすく、あなたの周りに起業している人が多いと自分もそうしたい、こうなりたいと思い行動します。思考は行動となり、現実化します。
そして、自分が起業家となり、周りに自分と同列あるいは下の方が増えてきたら、次のステージへ環境を変えると良いでしょう。そうやって身の丈を上手に超えていくことであなたは成功者へと近づきます。
気をつけていただきのは、環境に身をおいても憧れを持つだけや妬みだけの負の感情を持ってしまうと何事もうまくいきませんので、素直な感情で少し無理をしてでもその環境にいる自分を受け入れ、素直になることが大事です。
３. スキルの身の丈を超えろ
あなたが何かスキルを身に付けたいと考えいたら、そのスキルの目的と全体像、レベルを把握することが大事です。
あなたの目的が、何かによってその習得レベルも異なり、必要な期間やアプローチがズレるからです。
まず、スキルの目的を理解して、そのスキルの全体像つまり、要素が図で分かりやすく示されてる書籍を読むことや説明が得意なプロの方に徹底的に話を聞きにいくと良いでしょう。
全体像が分からないと、あなたがなにを学び、そのスキルとは一体なんなのかを見失ってしまい本質が見えなくなってしまいます。まず、大枠を理解して『◯◯とは、何か』を一言で説明できるレベルまで頭をクリアにすることが必要です。
最後に、スキルレベルの把握ですが、あなたがその道のプロになりたいならそこのレベルを目指すべきです。最低限の知識としてであれば、このレベルまでと一旦抽象的にもそのスキルの段階を定めておく必要があります。定義づけをすることで、どのくらいの期間で習得できるのか、また独学が可能なのかを把握できることになるので、身の丈を超えやすくなります。
４. アピアレンスの身の丈を超えろ
人は、見た目が9割という言葉の通り、あなたの容姿は仕事およびプライベートいずれにおいてもとても大事なファクターです。
あなたがいつもよれよれのTシャツにボサボサの髪の容姿であれば、まずは自分の身の丈で買えるレベルでアペアレンスを整えましょう。例えば、ユニクロでシャツとジャケットとスラックスを買い、髪を短髪に切りましょう。また、外に出るときは必ずワックスをつけ、素敵な自分を演じることから始めてみる事で一気に人生の見え方が変わるはずです。
高額のブランド物を身につける必要はありません。綺麗な服装と髪型や肌質、体型を気にするだけで、相手のからの印象は一発で変わります。
そこからは、100円のボールペンを少しこだわったおしゃれなボールペンへ、時計を身に付ける、少し良い革靴を買うなどして自分をカスタマイズしていくとカッコいい自分を形成することができます。ジムで汗をかくことも自分の内面、外見も魅力的になるのでオススメです。
継続は力なりです。無理せず、少しずつでもいいので自分の理想に近づけるように自分自身をマネジメント・カスタマイズしていきましょう。
５. 視野の身の丈を超えろ
一流は、視野が広いです。視野が広いと周りに左右されずに相手を尊重して物事を進めることができます。私なりの自分の視野を一気に広げることが出来るおすすめは、国内外問わず旅行に行き、様々な国の文化、人の価値観、景観、食、そしてその国のビジネスに触れることです。
ただの旅行では行けません。パッケージのツアーに参加するのではなく、飛行機を自分で取り、ゲストハウスに泊まって様々な方と話してみることです。旅行をしている人は、様々な価値観や悩み、夢、ビジョンを持っている刺激的な方が多いです。筆者も、旅行時はゲストハウスで出会った方と一緒に仕事をすることも、いまだに人生の師匠として定期的に会う方もいます。新しい方と話をするときは、緊張もしますし、勇気もいります。そのような経験を積み、実際に一緒に観光を出来た経験、FBを交換できた等の成功体験を得ることで自信がつき、自分自身もさらに成長します。
また、旅行に行く前には、その場所の歴史、名産品、人の慣習、観光地、食文化を事前にネットや書籍で調べておくと良いでしょう。人は何か目的があると知識の吸収スピードが高まります。ぜひ、旅行という目的を使って、調べ物をし、そして視覚で触れる情報を最大限に浴びてみてください。
６. 仕事観の身の丈を超えろ
昨今、同じ会社でサラリーマンとして一生終えるスタイルから、副業や個人事業、そして起業するなどパラレルな仕事のスタイルが増えてきています。ベストセラーにもなっているLIFE SHIFT(ライフ・シフト) では、平均寿命が上がることによって今後は一つの職業だけではなく、マルチキャリアというライフステージが来ると記載があります。
つまり、同じ会社に同一に残る仕事観から、様々な仕事のスタイルを受け入れ、順応していく必要があります。
裏を返せば、この時代の流れに順応していき、努力と勇気を怠らなければ、あなたは金銭的、時間的自由を手にできる時代であるということです。
まず、現在の仕事とは別にどこかのコミュニティに参加してみると良いでしょう。そこで出来たご縁を元にどなたかと自分自らコミュニティを作っていくところからトライしていくと良いです。
自分が代表として責任を持ちながら何か物事を進めていき、様々な方をコミュニティに入れて活性化させていくと良いでしょう。それが少しずつビジネスとして回るようにマネタイズしていくことでキャッシュエンジンが生まれます。世の中の起業や個人での仕事で失敗するもっとも多い要因は、時間的・金銭的投資額に対して売上が伴わず、赤字状態が続くことです。逆を言えば、その逆のビジネスモデルを作ることができれば、まずプチ起業が成功します。それを継続していくことであなたの肩書きはただのサラリーマンから、○○の代表あるいは理事という肩書きを手にすることができます。
人は、代表やトップの言葉に弱いです。また、そういう肩書きの人同士は、とても強い絆で結ばれますのでまた新たな仕事が舞い込んできたり、協働でなにか立ち上げるお誘いがきたりと更なる発展に繋がります。
そうすると、サラリーマンという仕事観しかなかったあなたは起業や個人としての仕事として動くような独立型グロース人材へと仕事観がシフトしていきます。
もしあなたが、起業を志しているのであれば、起業のコミュニティやあなたが持っているスキル、趣味のコミュニティに所属してどなたかと新たなコミュニティを作ることをして代表になることからスタートしてみると良いと思います。そのうち、キャッシュエンジンを作り、時間的、金銭的な投資より売上が上回るようにキャッシュフローを作っていけるとあなたの仕事観は見違えるほどに素敵なものに変わっているでしょう。
最後になりますが、私は起業だけが人生を豊かにする方法でないとは思ってますが、サラリーマンという肩書きだけの仕事観のみにしてしまうことは今の時代のおいて大変勿体無いし、最終的にはリスクになると感じております。
自分自身が、視野を広げて日々挑戦していくことで自分の様々な部分の身の丈を超えていき結果としてあなたが起業をしたり、個人での独立をして人生を豊かになると日本全体の人材レベルもさらに高まり強い国になると僕は信じています。
