ノーリスクハイリターン!? 起業家の始め方
A red-haired man in a brown and blue windbreaker with a backpack stands on the edge of a cliff on Mangup plateau. Crimean mountains are visible in the background.

サラリーマンとして起業をするとはどういうことか。起業の基本発想をお話したいと思います。「起業=リスク」という概念は捨て去りましょう。私は「起業=安心安全」と思って起業しています(笑)

起業家の始まりは、「ノーリスクハイリターン」

Take a risk? Hand turns a dice and changes the word "no" to "yes" (or vice versa).

私が最初に起業したのは、大学1年の4月です。

忘れもしません4月2週目、アントレプレナーシップという授業がありました。大学も始まったばかりで、どきどきしながら大学特有の大きな講堂に入りました。第1回目の授業を受けた時の講師が起業家でした。内容は覚えていませんが、起業家の方が生き生きと楽しそうに話していることだけは覚えています。

そのときひらめいたのです。「大学生で起業したらノーリスクハイリターンじゃないか!!どうせ就職するのなら、その前に起業して成功したら就職しなくてすむ!!」と言って、その授業で隣に座っていた友人と一緒に起業しました。

今思えば、「簡単に踏み出す一歩」が起業において最重要だということがわかります。その一歩を踏み出していました。

会社の設立方法もわからず、そもそも起業って何かもわかっていません。もちろんビジネスアイディアもありません。とにかく《起業》という言葉だけに憧れがあり、第一歩を踏み出したのです。

そこから色々と調べたり、友人と議論を交わしました。「大人に頼らず自分たちだけでできるビジネスを始めよう」と、最初は家庭教師の派遣をはじめました。

父は教員だったため、身近にビジネスを知っている人はいません。とにかくお客様がいないと始まらないということで、ビラを作ってみました。お金は誰にも払えないので、デザインが得意な友達を探してビラを作ってもらい、頭の良い友達に家庭教師になってもらい、ビラを印刷するお金だけ用意して、ビラ配りスタートです。

たったこれだけの動きでも、お客様が数人来てくれました。もしかしたら一生懸命ビラを配っている姿を見て連絡をくれたのかもしれません。

家庭教師派遣がスタート。構想から1ヶ月ぐらいだったと記憶しています。

家庭教師でお金がある程度溜まってきたので、次に始めたのが学校に特化したSNSです。当時はMixiとグリーしかなくて、Facebookが日本に入ってきていませんでした。

「企業に協賛をもらいに行こう!」と、拙いプレゼンを用意して友人の父親の知り合いの企業にいきました。何をどうしたら協賛がもらえるのかもわからない中で、とりあえず行ったプレゼンだったので、企業側も、この大学生たちは何をしに来たんだろうと思ったことだと思います。

そのぐらい、何も決まっていない状態で、かつ、知識もない状態での起業でした。それでも、少しずつ売上は生み出せましたし、前に進んでいました。これが私の初めての起業です。

私が社会人になって起業したスパルタ英会話という3ヶ月短期集中型の英会話教室も、実は「ノーリスクハイリターン」から始まっています。

合言葉はノーリスクハイリターンかもしれません(笑)

副業から起業するというリスクヘッジ

Growing investment concept

初めは副業という形で、《英会話サークル》を運営開始しました。一人たった500円で、カフェに集まって英会話をするというものです。

その人数がだんだんと増え、お客様からも「本格的に英語を習いたい」という声が上がり始めました。

「あれ、これはお客様がすでに付いているから、英会話教室を作ったらノーリスクハイリターンじゃないか!」ということで、本格的にビジネス化したのです。

副業で、目の前にお客さんが見えている状態、つまり確実に成功するノーリスクハイリターン状態で起業しました。

ちょっと起業を知っている人からすると、「起業って投資家からお金をもらうやつだよね」というイメージもあるかと思います。しかし、実際はみなさんがサラリーマンとしてやっているようなことを地道に行って、キャッシュを生み出して起業している人もたくさんいます。

しっかりとキャッシュエンジンを作ってから起業している起業家の方が長続きしているイメージがあります。例えば、サイバーエージェントの藤田さんは起業当初、インターネット関連商品・サービスの営業代行などをやって、安定的にキャッシュを稼いでいたそうです。

つまり、《ノーリスク》な状態を、今の仕事をしながら作ってしまえば、《ハイリターン》がその後についてくるということです。

どんな職種の方でもしっかり考えれば、キャッシュエンジンを作ることはできます。

まず走る。それから考える

Full length portrait of active young african muscular running man, isolated over blue studio background with flashes of light

だんだんと、「起業にちょっと興味あるかも〜」となってきましたか?(笑)

起業をするときに、一番の大敵は「まず考えてみよう」という思考回路です。

これを、「まずやってみよう」に切り替えるところからあなたの起業家人生はスタートです。
私はすべて、走り出してから考えています。

孫正義さんも、「7割考えて勝ち筋が見えたらいく。8割の勝率じゃ遅すぎる」と言っていますし、Airbnbの社長も「完璧なサービスができたと思った瞬間は、リリースが遅すぎる」と言っています。

走り始めることからスタートしましょう。上述したように、英会話サークルから始めてみたり、学生なのに家庭教師の派遣をしてみたり、まずはやってみることからいろいろなことを学べます。いろんな失敗をしながら学ぶことができるので、これもノーリスクハイリターンです。

今だとホームページも簡単に制作できるサービスがたくさんあるので、1時間ぐらいで作れてしまいますよ。

もし、一歩踏み出すのが怖い、不安だ、という方は、無料で起業相談もお受けしております。
あなたの強みを最大限に活かした起業について、一緒に考えていきましょう。

ぜひチャレンジしてみてください。

チャレンジする人が起業できる時代ですよ。

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